自己愛家族とは。いつまでも子離れ出来ない親にならない為に
こんにちは。
個から親へなる過程というのは、とても大変です。学校でも教えてくれませんし、自分のお手本は家族のメンバーしかいないからです。
そんな狭い世界の中で、特定の考えに縛られないようにするために自己愛家族についてお話します。
まず自己愛家族とは、自分を好きになれず、人から愛されようとする傾向が強い、幼児性の残った身勝手な家族、との事。
自己愛家族にいた子供は、幼い頃、親の納得のいかない理由や気まぐれによって振り回されたり、その中でも回避型というのは親を信頼しておらず、親の顔色を見る事をせずとにかく回避するそうです。
親の要求を満たす為に振り回される子供という解釈がわかりやすいですね。
こういう環境で育つと、過剰責任感、親の欲望や顔色ばかり見る、常に承認欲求がある、疑り深い、期待を捨てる、誰に対しても自己開示してしまう、という大きな弊害が出るそう。かなり困りますね。
要は、
親が自分の欲求ばかりフォーカスしている。
そして親の要求を子供が満たすのが当たり前の為、子の自立が阻まれる。
という事。
赤ちゃんは親のものですが、子供はどんどん成長と一緒に他の事にも興味を持ちます。でも、親が拒むのです。不安から、自立を拒んで成長をわがままと捉えます。子供に依存してしまった親にしがみつかれている子供はどの様に生きればいいのでしょうか。
まずは、
子供の自分には何の責任もない
人の世話などせず、自分の回復をする
にフォーカスするのがいいそうです。
そのプロセスの中では、
子供時代への再訪
↓
否認
↓
抵抗(親をかばう気持ち) でもここで自分を強く持つ
を挟みます。
とにかく、
親は子供の要求に答えられなかったという事実を直視して、幻想にはしがみつかない。
幻想は、主に期待と怒りによって構造されているそうで、期待をし続ける事、そして怒りを感じ続ける事でよけいなストレスを感じるそう。
お正月などに元の自分に戻ることがありますが、それでもいいのです。
これからの生き方は、事実を認めた後、変化させる。
この決意が一番大事だそうです。